女子サッカー界の至宝とも言われるアレクシア・プテジャスさんはスペイン代表のサッカー選手です。
2回の女子バロンドール受賞、2回のFIFA女子最優秀選手賞に輝いたほか、6回のスペインリーグ優勝、7回のスペイン女王杯優勝を果たすなど輝かしい実績を持っています。
今回はアレクシア・プテジャスさんの家族構成や家族とのエピソードについて徹底解説していきます。
- アレクシア・プテジャスの家族構成
- 家族とのエピソード
アレクシア・プテジャスの家族構成は?
アレクシア・プテジャスさんの家族構成は両親と妹の4人(+2匹の犬)です。
- 父:ジャウメ・プテジャス(2012年5月に他界)
- 母:エリザベト・セグラ・サバテ
- 妹:アルバ・プテジャス
- 二匹の犬:ヌカとネラ
お母さまも妹さんも、アレクシア・プテジャスさんと似てとっても美人ですね。
アレクシア・プテジャスの両親と兄弟姉妹について
先ほどご紹介したように、アレクシア・プテジャスさんには両親のほかに妹一人がいます。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
父親
父親のジャウメ・プテジャスさんはFCバルセロナの熱狂的なファンでした。
幼少期のアレクシア・プテジャスさんがサッカーに興味を持つきっかけを作ったのは、紛れもなく父親の存在です。
父親は、アレクシア・プテジャスさんをサッカーの試合に連れていき、一緒に練習するなど、彼女のサッカーキャリアに大きな影響を与えています。
しかし、アレクシア・プテジャスさんがFCバルセロナに加入する数か月前の2012年5月に亡くなっています。
父を亡くした当時、アレクシア・プテジャスさんは18歳。
若くして父を亡くすという悲しみを超えて、2012年7月にFCバルセロナのトップチームへ加入を果たしますが、その姿を父親に見せることは叶いませんでした。
2021年に女子バロンドールを受賞したアレクシア・プテジャスさんは、亡き父親に向けて感動的なメッセージを語り、父親が自身のサッカーキャリアに与えた影響と感謝の気持ちを述べています。
アレクシア・プテジャスさんの一番の理解者は父親だったそうよ!
母親
母親のエリザベト・セグラ・サバテさんは若い頃はバスケットボール選手でした。
母親がスポーツに熱心だったことで、アレクシア・プテジャスさんのスポーツキャリアにも大きな影響を与えました。
具体的には以下のような点です。
- スポーツへの情熱
- サポートと励まし
- ロールモデルとしての影響
- 精神的な強さ
スポーツへの情熱
母親のエリザベト・セグラ・サバテさんは若い頃にバスケットボールをしていたため、スポーツに対する情熱をアレクシア・プテジャスさんにも伝えてます。
その結果、アレクシア・プテジャスさんは幼少期からスポーツに興味を持ち、サッカーに情熱を注ぐようになりました。
サポートと励まし
試合やトレーニングに参加する際のサポートや励ましが、アレクシア・プテジャスさんの成長と成功に大きく貢献しています。
ロールモデルとしての影響
母親がスポーツをしていたこと自体が、アレクシア・プテジャスさんにとって大きなロールモデルとなり、プロのアスリートを目指す動機になりました。
精神的な強さ
母親の影響で、アレクシア・プテジャスさんは困難な状況でも前向きに努力し続ける精神的な強さを培い、成功につながる重要な要素となっています。
また、父親が亡くなってからはサッカーのこともよく話していて、その関係性は他に類を見ないほど強いものとなっています。
妹
妹のアルバさんはあまりサッカーのことは詳しくないそうですが、アレクシア・プテジャスさんがバロンドール受賞することは確信していたようです(笑)
妹のアルバがずっと前から受賞できると言っていたけど、彼女はサッカーをほとんど知らないから(笑)。でもバロンドールの価値はわかっていて、『あたなが獲るわ』と何度も繰り返していた。私は黙るばかりで何も答えられませんでした(笑)。候補に挙がっているのは素晴らしい選手ばかりだから競争はとても厳しいと説明しても、彼女は聞く耳を持たず同じことを言い続けていた。今はこう言われました。『だから言ったでしょう。あなたが勝つって』と。
引用元:Number Web
応援されるってやっぱり力になるのね!
家族からのサポートや応援があったからこそ、アレクシア・プテジャスさんは、ひたむきにサッカーに取り組みめたのだと思います。
「良き家族」というイメージがありますが、具体的な家族とのエピソードにはどのようなものがあるのでしょうか。
アレクシア・プテジャの家族に関するエピソード
父親からきっかけをもらってサッカーに興味を持ち始め、母親からも多くの影響を受けたアレクシア・プテジャスさん。
アレクシア・プテジャスさんが幼少期の頃から、練習や試合の送迎などは、家族と親戚が総出でサポートしてくれていました。
家族の誰かが順番で、仕事の後に30分かけて、私を練習に連れていってくれた。おばは私にヘルメットを被らせ、6気筒の巨大なバイクの後ろに乗せてくれたわ。
引用元:theplayerstribune
巨大なバイクで送迎とかかっこよすぎ!
こんな感じのバイクかしら?
今でも家族や親戚が、アレクシア・プテジャスさんの試合を応援しに行き、いつもそばでサポートしています。
家族揃ってバルセロナファン
プテジャス家はサッカーだけでなく、バスケットボールにも熱心でした。
お母さまはサッカーよりもバスケットボールの方が好きだったらしいわ!
スポーツ観戦が好きな家族なのね
アレクシア・プテジャスさんの家族は、サッカーにせよ、バスケットボールにせよ、熱狂的なバルセロナファンでした。
スタジアムに行けないときは近所のバーで家族揃ってサッカー観戦することも多かったそうです。
アレクシア・プテジャスさんの関心がサッカーに向けられるにつれて、家族全体で彼女のサポートをするようになっていきました。
バルセロナでプレーすることが幼少期からの夢
アレクシア・プテジャスさんの幼少期からの夢は「自分もバルサでプレーすること」でした。
アレクシア・プテジャスさんがサッカーを始めたのは村役場の広場。
ふたつの小さな木とふたつの石をゴールの代わりにして、男の子たちがプレーするなか、ただひとり女の子のアレクシア・プテジャスさんが参加していました。
ただ楽しいからサッカーをやっていて、好きだからもっと上手くなりたくて練習する。
そして、家族全員がバルセロナのファンだったことから、自分も憧れのピッチに立ちたいと思ったのかもしれませんね。
私は子供の頃から、バルサでプレーすることを目標にしてきた。このクラブのためにプレーしていると、自分の家族や歴史、故郷を代表していると心から感じられる。6歳のとき、クラシコをビリヤード台の上から観たことを覚えているわ。私の家族は熱烈なクレで、スタジアムに行けないときは、ムリェット・ダル・バリェスの家の近くのバー──ラ・ボレラ──で観戦することが多かった。大事な試合のときはいつも混み合っていたから、パパは私を抱き上げてビリヤード台に乗せてくれたの。そこから、大人たちの頭上にある大きなスクリーンが見えた。何が起きているのかほとんど理解していなかったのに、ものすごく緊張していたことを覚えている。ただこれがすごく重要だということだけはわかっていた。
引用元:theplayerstribune
- カンプノウ:FCバルセロナのホームスタジアム
- クラシコ:クラシック、伝統の一戦という意味。FCバルセロナとレアルマドリードの対戦の事
- クレ:バルセロナのサポーター(ファン)の愛称で「お尻」という意味
アレクシア・プテジャスさんは幼少期の頃から、家族や親戚のみんなでカンプノウに出かけたときには、いつもピッチの近くに行きたがっていたそうです。
どんなに視界が悪くなっても、動いている選手たちの近くに行きたかったのだとか。
2021年に実際に自分がピッチでプレーしたときには、6歳から抱いていた夢を思い出して感動したとコメントしています。
年齢をごまかしていた
アレクシア・プテジャスさんはのフットボールキャリアはちょっとした嘘から始まっています。
両親が女子チームを持つクラブを探してくれて、自宅から11km離れた「CEサバテル」を見つけますが、このクラブには8歳からしか入ることができませんでした。
そこで、当時7歳だったアレクシア・プテジャスさんは、年齢をごまかして何とかクラブに入団します。
自分よりも体の大きな選手たちの中で練習に励み、年上の子たちのようにうまくプレーできないことに愚痴をこぼすこともあったそうです。
負けず嫌いな性格が伺えるわね
家族ぐるみの友達がプレーしていたサバデルに連れていってもらったとき、私はまだ7歳だったけど、クラブには8歳からしか入れなかった。だから年齢をごまかす必要があったってわけ。~中略~
11歳か12歳くらいの女の子とたちとプレーしていたから、私は家に帰ると両親に、彼女たちみたいに強くボールが蹴れないと愚痴をこぼすこともあったけれど。
引用元:theplayerstribune
まとめ
今回はアレクシア・プテジャスさんの家族構成やエピソードについて解説してきました。
まとめると以下のようになります。
- アレクシア・プテジャスは4人家族+愛犬が2匹
- 父親は2012年5月に亡くなっている(当時、アレクシア・プテジャスは18歳)
- 母親は元バスケットボール選手でスポーツウーマン
- 妹はバロンドールを受賞することを予言していた!?
- 家族全員がバルセロナのサポーター(通称、クレ)
- 幼少期からバルセロナでプレーするのが夢
- 6歳の頃にビリヤード台の上でクラシコを観戦したことは今でも覚えている
- 幼少期に年齢をごまかしてクラブに入団
- 自宅から11km離れたクラブへ6気筒のバイクで送迎
実はパリオリンピックの女子サッカーでは、日本とスペインは同じグループです。
スペイン代表のアレクシア・プテジャスさんの活躍も気になりますが、なでしこジャパン(日本女子代表)も応援しなくては・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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